‘サラリーマンとしての限界‘について⑤
‘出世しない’という考え方と‘大学進学率50%’という考え方には矛盾が生じるかもしれないので、ということに対してですが
大学の4年間という猶予期間を持てている人は、少なくとも、その他の人より職探しに時間があるという点で意義はあるのではないでしょうか?
4年間、自分がやりたいことを見つけることができる時間が生まれるからです。
大学には興味のある分野の学部に入っていると思うので、そこで勉強を一生懸命する。
いろいろな分野で働く人の話しを聞き、本を読み、可能ならばアルバイト・インターン等で試しに働いてみる。
会社探しより、職探し。その4年間で自分の興味のある仕事に就ける確率は高くなります。
昔の人は、親の商売を引き継げばよかったのですが、現代はそういった点では、食っていくために職探しという過程が必要ですから大変です。
そして、好きな仕事に就けたら、最低限のサラリーで生活できる設計をする。
その中で日々の仕事を精いっぱい行う。ポストや名誉を求める闘いに参加しない。
最低限のサラリーの範囲内で最大限の幸せを得ることに注力していく。