起業後しばらくして、1日お店を開いていて、売上が0円。

という日が発生しました。

とてもショックだった記憶があります。
サラリーマンでいる場合、たとえ1日の売上が0円だったとしても、

多くの場合、給料は支払われます。

ですので、生活に打撃を与えるワケではありません。

 

しかし、自営業の場合、売上が0円ということは、

‘今日のご飯’が食べられないのです。

これは、サラリーマンと自営業者との間で圧倒的に違う点です。

その後も売上0円という日が度々発生しました。

朝から天候が荒れていたりする日は要注意でした。

どんなに、天気が悪く、売上が0円になりそうだと思っても、お店は開けます。

それはお客さんが来店してくれるかもしれないからです。

もし、天候がとても悪い中、お客さんがお店に行って、

休みだったら、どう感じるでしょうか?

そういった日は売上のためにお店を開けるというよりも

‘信用’のためにお店を開けるといった気持の方が強かったです。

売上が0円の日の閉店後は自営業の厳しさを感じずにはいられませんでした。
個人事業は、自分で思い描いたような事業の仕組みで、やりたいことができます。

営業時間等についても好きに決められます。

それこそ、雨が降ったら定休日、

飲みすぎたから午後から開店といったことも可能です。

しかし、気まぐれな時間に営業していたら、

お客さんはお店が営業しているのかどうかわかりません。

私は、開店したての時には、まずは‘信用’を積み重ねていくことに敏感になりました。

もちろん、毎日、売上が0円という訳では、ありません。

売上が良い日もあります。

自営業者としての生活は、サラリーマンの生活と比べて、

リスクをとることになり、その結果、ボラティリティが高くなりました。

今思うと、‘売上0円の日’は、その変動幅に慣れるための修行として、

通らなければならない道だったのかもしれません。